スクールMARIKOスタッフ・ブログ

2015年5月06日

  • スクール第一回の感想は日直ハマダが書きまーす。

    4月18日、ゲストにローリング・ピアノマンことリクオさん、松江ニューオリンズ倶楽部さんをお迎えしたスクールMARIKO2015第一回を開催しました。お出かけいただきましたみなさま、ありがとうございました。

    オープニングは松江ニューオリンズ倶楽部のみなさんの演奏からにぎやかに始まりました。勉強会とはいっても、やっぱり楽しく笑いながら考える、そんな会にしたいと思いみんなで工夫をこらしました。わくわくするようなオープニングパレードで幕を開けた第一部は、リクオさんとハマダのトークから。

    まずはリクオさんのご紹介も兼ねて、京都での子供時代、若き日のことなどお聞きしました。美しいピアノの先生のおかげで、小学生のリクオさんがピアノを続けることができて、今のリクオさんがあることに感謝(笑)。

    そのあと、震災時の様子や用意してきてくださった写真をスクリーンに映しながらお話を聞きました。自分に何ができるのか、震災のあと誰もが考えたことだと思います。リクオさんは悩んだのち、音楽を続けることを選びました。そして、地元の人、その街に暮らす人と話をしようと思ったそうです。音楽による共感の場、コミュニケーションの場を作りたいと思ったのだそうです。そこは、スクールMARIKOの考え方、とりあえずみんなで集まってお話をしましょう、とも共通するところがあるように思いました。

    ライブで訪れた被災地の写真、前もって見せてもらっていました。津波にさらわれた石巻の風景です。実はその場所には、2011年の秋のツアーの途中にハマダも連れて行ってもらったことがあります。津波にさらわれると、ほんとうになんにもなくなってしまうのだなあと呆然と日和山公園から下を眺めたことを思い出しました。

    のちに自治体が選んだ道はそれぞれです。高い防波堤を作ることを決めた自治体、防波堤は作らず海と共に暮らすことを選んだ自治体、誰が正しくて誰が正しくないということは言えないのだと、リクオさん。言葉を選びながら静かに話される様子を見て、震災後この方はきちんと悩み、考えてこられたのだろうなということを思いました。

    打ち上げの時、リクオさんが、松江という原発立地地で話をするのは緊張したとぼそっとおっしゃいました。そうですよね。町の多くの人が原発で働いているのですから、自分の言葉がどんな影響を及ぼすだろうかと、もしも逆の立場だったらわたしもこわいかもしれません。今までそんな風に考えたことはありませんでしたので、はっとさせられました。わたしたちはまだまだ考え続けなければならないと思いました。どうしたらいいんだろうって、みんなで集まって一緒に困ろうね。

    リクオさんが最後に引用された印象的な田口ランディさんのブログを掲載しておきますね。

    脱原発のデモに行く人に対して、デモに行かないというスタンスをとる人は、デモに行くという行為と対立しているのではなく、デモに行くという行為によって削ぎ取られるある部分を補完している と考えるのです。

    田口ランディ「いま、お伝えしたいこと」 より

    第二部での太陽の光みたいな演奏は、会場を明るく照らしてくれました。

    リクオさんは今日もどこかの街で歌い続けています。ぜひ、ライブに足を運んでみてくださいね。

    RIKUO HP

    今回はグッズ販売の「ショップMARIKO」、カフェーブースの「カフェMARIKO」も設けました。ショップMARIKOでは南相馬ファクトリーからのクリアファイルや、ボールペン、缶バッジを扱っています。カフェMARIKOでは、市内のカフェ・タパタパさんにご協力をお願いしました。スクールMARIKO、今年のシンボルマーク、ひまわりをかたどったカップケーキも作っていただきました。マリコの本棚では今井書店さんにも出店していただきました。お世話になりました。この場を借りてお礼を申し上げます。