スクールMARIKO2018 第1回開催しました。

※大阪北部地震で被災された皆様が早く元の生活に戻れますように。

スクールMARIKO2018 第1回、無事終了いたしました。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今回は春の陽気のおかげで気温の上昇も予想される中、なんと会場の空調が稼働できないことがわかり、スタッフは工場・倉庫用扇風機を借りに走ったり、浜田さんは応援参加いただいていた山形の内藤真紀さんと一緒に特製うちわを用意したり。

特製のうちわ、用意しました。

またスタッフの中には体調不良で休むかもという人や。さらにこの期に及んでギックリ腰になった人も(ワタクシです。。) 幸い体調不良の人もギックリ腰の人も当日は元気に参加できて良かったです。

スクールMARIKOの第1回はいつもミュージシャンの方をお招きし、トーク&ライブを行っています。今年のチラシを見て、どんな方が来るんだろうと思われた方も多かったかもしれません。

ゲストは白崎映美さん。トーク・コーナーにご登場。

方言、酒田大火、上々颱風、3・11、そして東北6県ろ〜るショー!!

今年のゲストは白崎映美さん。とにかくかっこいい人でした。ご登場いただいたその姿は背筋もピンとし、端正の顔立ちの方。けれども言葉は浜田さん曰く「濁点の多い」東北言葉。

白崎さんは『上々颱風』のボーカルということもあり沖縄の印象が強いのですが、ご出身は山形県酒田市。話される言葉は酒田弁と東京弁のバイリンガル(^^)。

以前は方言を話すことにコンプレックスを感じていて、隠したかったとのこと。(同じく地方の人間にはとてもよくわかります。)それでも上々颱風時代に酒田弁でMCするとお客さんがグッと近くに感じられたこともあったり、年数を経ることによって、より自分らしい言葉と思えるようになり、今では「公用語」としての酒田弁を話されるようになられたとのことでした。

中学生の時、酒田大火で被災され、ご実家も消失し仮設住宅で生活されていたことを話されました。友人からのカンパや応援は嬉しかったけど悔しくもあったこと、誰にも言えずに木に登って泣いていたとも。この思いは東北を襲った3・11にも繋がっていきます。

山形避難者交流支援センターにて。福島で被災された皆さんの前で。

震災後は各地の被災された皆さんの前で、求められるまま歌ってこられたそうです。

その後、木村友祐著の「イサの氾濫」との出会いにより東北の血が目覚め、想像からチラシのあの赤い民俗調の衣装を産み、新たなバンド『東北6県ろ~るショー!!』を結成するに至ります。「東北人はもっとでっけい声を出していいんではないか」「東北のじっちゃんばっちゃん、いいこと来い来い来いー!」

さらに酒田のクローズしてしまった、かつてのグランドキャバレー「白ばら」を気に入り、存続すべくビッグバンドを招いてのミュージック・ショーを開催。消防法による撤去の危機もクラウド・ファンディングや寄付の力を得て乗り越え、いまや酒田市を巻き込みながらの応援を行っているとのことです。白崎さん、かっこいい!でもさらにかっこよかったのはこの後のライブでした。

浜田真理子さんの歌ではすすり泣きも。

白崎映美さん、あの衣装でご登場です!

始まりました!白崎さんのステージです。

ライブ時には例の民俗調の衣装を身にまとい、ギターのふしみ・ほたるさんを従えての『東北6県ろ~るショー!!』ならぬ『東北6県ろ~る小』のステージ。でもその迫力たるや。歌の迫力ももちろんですが、立ち居振る舞いというか、姿がパシッと決まっていて。思わず「カッケーッ!」と。スタッフの間でも次々に声があがります。会場はあっというまに白崎さんのパフォーマンスに引き込まれました。さらにお客様や浜田さんを引っ張り出したかと思えば、最後はしっとりとバラードでまた魅了。会場いっぱいに拍手が響きました。

お客様や浜田さんを引っ張り出してのパフォーマンス

二人だけとは思えない熱量の高いステージ!ギターのふしみ・ほたるさんも熱演!

 

アンコール。余韻はいつまでも。素晴らしいステージでした。

後にご来場いただいた方から嬉しい言葉をいただきました。「白崎映美さん良かったね。スクールMARIKOの音楽ゲストはまちがい無いね。」ありがとうございます!開催して良かったと思える瞬間です。

スクまり、半端ないって!(いや、ちょっと言ってみたかっただけです。。)

今年のスクールMARIKOは地方の再生をテーマとして取り上げています。

次回は福島県南相馬市より小高ワーカーズベースの和田智行さんをお招きして「避難区域の再生 ~100の課題から100のビジネスを創造する~」と題して開催します。

会場はいつものカラコロ工房地下大金庫室。

皆さんのお越しをお待ちしています。

ギックリ腰がすっかり治って、今は腱鞘炎ぎみのわかつきでした。

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