6月9日松江市市民活動センターでスクールMAIRKO第3回を開催しました。
今回はドキュメンタリー映画「プロジェクトFUKUSHIMA!」の上映、そして本作プロデューサーの沼田順さんとハマダとのトークを行いました。
沼田順さん、松江にお出かけいただき本当にありがとうございました。
映画では2011年のプロジェクトFUKUSHIMA!の結成から夏フェスを経て冬の関連イベントまでが、淡々と画面に映し出されました。
ときどき画面に現れる放射線数値にどきりとしました。終わり近くのセッションでは、指揮をする大友良英さんはじめ、参加された人々の顔を見ているとその胸の内がこちらに伝わってくるようで、せつなくなりました。
この映画を上映しようと思ってからずいぶん経ちますのでもう何度も見ていますが、そのたびに違った思いを抱くのは、福島をとりまく周りの状況が刻々と変化していること、それによって自分の心情も少しずつ変化しているということがあるのだと思います。
説明の極端に少ない映画だからこそ、当事者たちの戸惑い、悲しみ、怒りといったものが伝わってくるのでしょうね。ああでも、今、当事者と書いてはっとしました。当事者って誰なんでしょう。わたしたちだって当事者なんですよね。
この映画は作品としてはもちろんですが、大切な記録としても撮りつづけて欲しいなと思ったりします。
-はまだ