7月は台風の心配がありましたが、山形より内藤真紀さんをお迎えし第四回「避難者を受け入れる側」を無事開催することが出来ました。
内藤さんは、震災直後に山形県に多くの方が避難を始めたニュースを見て、避難所に支援物資を持参し、そのまま人生初のボランティア活動を始めることになりました。
山のような支援物資を仕分けし続ける日々。時間の経過とともに支援はものからひとへ、そして内藤さん自身の心の変化も話して頂きました。
被災者の方々が抱える問題は、個別化細分化し更に複雑になっています。ごったごったの支援物資の仕分け作業より、母子避難している人たちの家族を維持していく大変さや苦悩、抱える問題が違う人同士の人間関係のサポートの方がどれほど難しいことでしょう。
「避難者って言葉は使いたくないのですが、今日は便宜上使わせてもらいます」「絆って言葉は嫌いです」
「わたしの発言で誰かを傷つけるのではないか・・」迷いながら、誰かを思いやり、言葉を選びながら日々葛藤する胸の内をお話下さった内藤さん。本当にありがとうございました。
後半は日直ハマダとぶっちゃけトーク、そして午前中は島根の西の端っこ益田市でのライブを終え内藤さんのために駆け付けたサプライズゲストのよしととひうたさんにトークに加わって頂き山形での活動の様子や内藤さんとの秘話、そして紙芝居ライブで会場を盛り上げて頂きました。
このサプライズライブに大人も大喜びで隣同士で手を繋ぎ笑顔満開となりました。
スクールも今年は残すところ一回となりました。皆勤賞候補の方が今年は去年の倍になりそうです!
顔見知りも増え、休憩時間はクラスメイトとの会話があちらこちらで弾む様子も見られるようになりました。
もちろん初めて参加の方も大歓迎しますよ〜。
また9月にお会いしましょう。
スタッフ竹内