「お互いがお互いの考えを受け入れ共有する取り組み」スクールMARIKO2016

img_5054実りの秋になりました。

9月24日をもって、今年度のスクールMARIKOが終わりました。

ご参加いただいたみなさま、応援してくださったみなさま、お手伝いしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

 

終わったといっても、半年間の準備期間に入っただけです。

春になったらまたスタートします。

でも、この準備期間は、ワクワクがいっぱいの期間なんです。来年はどんなことをしようかな、どんな方と出会えるのかな、またたくさんの笑いがあるのかな。そんなことを考えているうちに、あっという間に時は過ぎます。

冬が来て、雪が溶けたらまた始めます。

みなさま来年もどうぞご期待くださいね。

 

さて、最終回は仙台からシンガーソングライターの堀下さゆりさんをお迎えしました。第一部では、日直浜田との対談で、震災当時のこと、ご自身の音楽活動のこと、福島の子供達と一緒に作られたチャリティーアルバムのこと、お母さんになって感じられたことなどを伺いました。出雲弁VS相馬弁のトークに、終始、会場では笑いが沸き起こっていました。そして、第二部ではミニコンサートを行いました。堀下さんの可愛らしい歌声に、みんなで優しい気持ちになれました。

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「島根はいいとこですね、ほっとしますね。知らず知らずのうちに、向こうでは肩に力を入れて生活をしていたんだと、ここに来て初めて気付きました。」

堀下さんの印象的な言葉です。

今回、松江には、ご主人と2歳になられる娘さんと一緒にいらっしゃいました。

仙台では、娘さんに水道水を飲ませないようにしたり、外に落ちている松ぼっくりを拾わせないようにしたり、雨に濡れないように気を配ったり、放射線の影響を心配して生活を送っておられたそうです。

 

私も同じ母として、いろいろ想像して胸が苦しくなりました。

松江での、あたりまえの生活が送れるこの幸せを大事にしたいと思いました。

外で遊んで、泥んこで帰ってきた息子も怒らないようにしたいと思いました。

地元で採れた野菜を家族でいただける幸せに、感謝したいと思いました。

 

その晩の、打ち上げの芋煮会も盛り上がったこと!

「こんなおいしいお芋はじめてー」「久しぶりの東北の味でした!」など、みなさんが笑顔で感想を言ってくださいました。山形から芋煮を作るために来てくださった内藤真紀さん(スクールMARIKO2015ゲスト)のおかげです。ほんとう、目が飛び出るほど美味しかったです。内藤さん、ありがとうございました。

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堀下さんから、「スクまりはお互いがお互いの考えを受け入れ共有する取り組みですね。続けることは本当に大変なことだけれど、がんばってくださいね」と応援メッセージをいただきました。

日直浜田と一緒に、これからも楽しみながら続けていきたいと思います。運営の面など改善することもたくさんあります。もっともっと、という気持ちを忘れずに、いい事業にしていきたいなあと思います。

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スタッフ山崎美沙

 

 

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