スクールMARIKOスタッフ・ブログ

2018年8月18日

こんにちは。スタッフ岡田(長身あご髭メガネ)です。

7月28日に開催したスクールMARIKO第2回目のご報告です。

この日は「避難区域の再生〜100の課題から100のビジネスを創造する〜」と題し、福島から和田智行(小高ワーカーズベース代表取締役)さんをお迎えして開催しました。

小高ワーカーズベースでの活動をお話しいただきました。
小高へ帰還する方、もしくは帰還を検討している方の暮らしを支えるビジネスを創出するために立上げられたのが小高ワーカーズベース。
具体的な活動は、住民や来訪者の交流の拠点となるオフィススペース、食堂「おだかのひるごはん」、仮設スーパー「東町エンガワ商店」、ガラスアクセサリー製造販売「HARIOランプファクトリー小高」などの立ち上げや運営です。

(画像は小高ワーカーズスペースホームページより)
和田さんは、ただ、働く場を用意するだけではなく、住民、そして若者や女性にとって魅力的な場を模索されています。自己実現できる場、人と人が交流する場、そこにいる人が輝き、そしてそれが周りに伝わっていく場を創出すること。

和田さんのお話は、自分が日常的に感じている課題やそれに対する取り組みなどと重なることも多かったです。
僕は普段、社会福祉法人で働いています。
その中で人事や採用活動も担当しており、ここ島根でも、働くことについて様々な課題に直面しています。
女性が多い職場のため家事・育児・介護などの生活を働き方と結び付けて組み立てなければなりません。
圧倒的な売り手(学生)市場になってきています。中小企業が中心に参加する就職フェアでは、学生より企業ブースの数が多くなっています。都会地(県外)での早期内定も多く人材確保は大きな課題です。
ワークライフバランス、働き方改革など言われていますが、働くことについての考え方は世代間のギャップが大きく、中間管理職に仕事やストレスが集中してきます。せっかくの人材も様々な理由により退職や転職で失うことも多いです。

今後は人口減少、AIなどが進み、そもそも働くって何だろう?何のために働くんだろう?と生き方を根本から考える機会も増えてくると思います。

そんな先行きの見えない不安の中、和田さんは「予測不能な未来を楽しもう」「常識が通用しなくなっている地域だからこそ、まったく新しい価値観に向かって創造ができる」と言われます。今がチャンスなんだと。

そもそも僕がスクールにスタッフとして参加しようと思ったのも、プロジェクトFUKUSHIMA!の「未来はわたしたちの手で」「福島から発信していこう」という考え方に惹かれたことがあります。

最初に飛び込むファーストペンギンは、苦労も多いと思いますがやりがいもあると思います。和田さんを頼もしく思うとともに、僕も地味ながら目の前の人に向き合いながら、充実した働きやすい職場を、今日の、明日の暮らしをつくっていけたらなと改めて思いました。

そして、この日は、鳥取出身のミュージシャンのhacto(ハクト)さんが来てくださいました。

関東在住ながら毎月のように福島や故郷の鳥取を訪れておられます。
そしてこの日は松江にも熱い思いや歌(相馬について歌った「ガッツポーズ」)を届けてくださいました。

そして最後は恒例の「浜辺の歌」

この歌を聴くと僕は松本さんのことを思います。
毎回スクールでゲストの話を聞かせていただくと、たくさん気持ちが入り乱れます。そんな中、浜田さんと会場のみなさんでこの歌をうたいます。松本さんも会場後方で一緒にうたっておられ、僕はいつも隣でその歌声を聴いていました。その歌声は優しく、温かく、滋味に満ちていて、まるで松本さんの人柄そのもののように感じていました。松本さん不在の中でもこのことを自分の中で確かな手ごたえとして思い出すことができ、優しい気持ちになれました。松本さん、ありがとうございます。

 

グッズコーナー

スタッフが手作りのグッズも加わり、陳列にも工夫を施しています!
より楽しく学びたい♪そして運営費の足しになれば!という思いです。
良ければ覗いてやってください。

この日の会場は華やかでした!別のイベントで壁や床を装飾されたようです。

壁や天井から吊るしたTシャツも映えてました(笑)

以上、拙いですが、ご報告です。長々とすみませんでした!

 

最後に告知です!次回は、今年度最終回!
「ローカルという名の希望 ~島根から未来を考える~」
ゲスト:田中輝美(ローカル・ジャーナリスト)
日時:2018年9月8日(土)
開演 15:00
場所:カラコロ工房 地下大金庫室(松江市殿町43)
料金:2,000円(学生半額)

ぜひお越しください!

スクールMARIKOスタッフ岡田

2018年8月18日