2016年度のスクールマリコがはじまりました!
第一回目のゲストは、ミュージシャンでエッセイストの寺尾紗穂さん。
寺尾さんは昨年『原発労働者』(講談社新書)を上梓されました。
そこでは、3.11のときだけでなく、平時の彼らがどのような仕事に従事し、どのような労働環境に置かれてきたのかという問題が、詳細なインタビューとともに述べられています。
第一部でのトークでもそのあたりのことに触れ、また本には記されなかった後日談なども伺うことができました。
第二部は、お楽しみのライブです。
日直ハマダも寺尾さんも、ピアノの弾き語り。
5月のからりと晴れわたった空にふさわしい、ステキなライブでした。
あとで聞いた話ですが、アンコールでふたりで歌った『恋ごころ』に涙した人も少なくなかったとか。
日直ハマダの澄んだメロディと、寺尾さんのちょっと掠れたハーモニーが、すごく心地よくって、今でも耳の奥に残っています。
最近は全国の「わらべ歌」に積極的に取り組んでいらしている寺尾さん。
その魅力を解説したエッセイは、寺尾さんの歌声とともに『Web本の雑誌』でご覧になれますよ。
この日のライブでも、隠岐の島のわらべ歌を披露していただきました。
昨年とても好評だったので、今年も会場にはお料理ユニット・タパタパさんとGreen’s Babyさんにも来ていただき、おいしいお菓子とお料理を提供していただきました。
プラバでの開催ははじめてだったし、日曜日の夜だったし、なにより「一回目」だったし、実は不安なことだらけだったんです。
終了後に「よかったよ~」という声をたくさんいただきましたが、元気をいただいたのはこちらの方です。
ご来場いただいたたくさんの方々に、改めてお礼を申し上げます。
来月からのスクマリも全力でがんばりますので、ぜひぜひ足を運んでみてくださいね。
スタッフ・福井